プレスリリース

これからのTechCommitのカタチ、コミュニティ機能とチーム開発とコンテンツ配信

こんばんは!TechCommit運営メンバーの井上です。

この記事はTechCommitAdventcalendar 25日目です。
この機会にTechCommitについて考えていることなどを書いていこうと思います!
主にメンバーの方向けですが、TechCommitやコミュニティ運営に興味のある方もチェックしてみてくださいね。

TechCommitについて

TechCommitはITエンジニア向けのコミュニティです。
何度かアップデートもしてきましたが、現在は
『部活のように学びたい、社会人ITエンジニアのあなたへ』
というキャッチコピーで運営させていただいています。
https://www.tech-commit.jp

TechCommitの運営が始まったのは2019年4月なので、早いものでもう4年目になります。もうすぐ5年目です。

 

え、マジで…?もうすぐ5年目かー。すごい。時間が経つのは早いですね。

TechCommitの運営の反省

ありがたいことに、18日目のアドベントカレンダーのたらさんの記事のように書いてくださる方もいらっしゃいます。

> 実務2年目で人見知りの僕がエンジニアコミュニティに入ってみた感想
https://note.com/tara_1218/n/n86a4008de4b9

4. モチベがブチ上がり、自分も行動する「きっかけ」がもらえた
僕はここが一番大きなメリットだったと感じます!
イベントに参加して自分の考えを話したり、他の人から意見をもらっていると、モチベーションが大きく上がるなと感じました。
僕の場合は勉強もそうですが、当時の現場での仕事への姿勢も少し変わりました。
コミュニティで聞けた仕事の進め方についての話がきっかけで、自分が関わるプロジェクトについての提案を会社に積極的にするようになりました。
その結果、小規模ですが社内開発環境に役立つ新しい技術を導入し、チームメンバーに喜んでもらうことができました。

めっちゃありがたい話だー。

とはいえ、正直TechCommitも4年目と言っても課題はまだまだ山積みです。
いろいろな課題と向き合わないといけないなと改めて考えて色々施策を打っているのですが、特に最近やってよかったこととして『徹底してドッグフーディングをしよう』というのがあります。

TechCommitの中には作業ログという学習や開発などの記録をつける機能があるのですが、運営メンバーは業務報告もこの機能を使ってつけてもらうことにしました。
自分でも基本的に毎日つけています。

メリットは他にも色々ありますが、特に下記などがありました。

  • 運営メンバーも仕様について理解度が少し上がった
  • 具体的な改善案やバグ報告が上がりやすくなった(ここが使いづらい、この環境でUI崩れるなど)
  • 運営が使ってるのを見てメンバーも試しに使ってくれる人が増えた

当たり前ですが、やはり自分たちが使って「使い続けたい」と思うものでなければ、他の利用者も使いたいと思ってくれるはずもないので、数値計測やこういった要望の吸い上げ体制がまだまだ改善の余地があるなと改めて感じていました。

イベントや他の機能などに関しても、「より参加したい!使いたい!」と思ってもらえるようにアップデートしていきます。

TechCommitのビジョンの振り返り

要望を反映していくという体制を改善するのと同時に、プロダクトビジョンについても改めて整理しました。

今までTechCommitを作る哲学として

  • 集合知
  • 相互扶助
  • 成長習慣

というものを掲げていました。
ただ、正直こちらも、メンバーや運営スタッフに聞いてもぱっと答えられる人は多くないのではないかと思います。

プロダクトの改善のスピードや練度を上げるためにも、もっとわかりやすさが必要だと感じ、上記の哲学はビジョン(あるべき姿)として、より抽象度の高いミッション(なすべきこと)の分かりやすい言語化が必要だという気づきを得て、今回下記のプロダクトミッションを設定しました。

TechCommitのプロダクトミッション:
“ITエンジニアの『キッカケとワクワク』があふれる場”

メンバーの方から、

  • 「今はこんな技術もあるんだな、ちょっと触ってみようかな」
  • 「この人の取り組み面白いな〜!自分も頑張ろう」
  • 「あの人のアドバイスのおかげで、面白い仕事ができるようになった!」

と言った声があふれる場所にする為、今まで以上にどんどんカイゼンしていきます!

具体的にやっていくこと

直近(数ヶ月)で届けていくものとして下記のようなものがあります。

  • コミュニティ活動の可視化
  • チーム開発の実施
  • コンテンツとして楽しめる配信フローの整備

開発も進んでいますし、これらの改善などを通じてよりキッカケとワクワクが届けられそうだなと感じています。

1. コミュニティ活動の可視化

TechCommit自体も1つの大きなコミュニティですが、興味や価値観に応じたより詳細なコミュニティ(クラスタ)を作りやすいようにしていく機能を追加します。
自分のやりたいことや趣味などに応じてコミュニティを立て、そこに参加可能で、コミュニティごとにSlackチャンネルなどを活用し、コミュニティに紐付けた勉強会の開催ができるようにしていきます。
「これ面白くない?これやりたくない?」という、特に学習や交流に意欲的なメンバーを中心としてより濃い交流や習慣づくりの場ができてくるようにサポートしていきます

2. チーム開発進める公式コミュニティの発足

「1. コミュニティ活動の可視化」のコミュニティ活動の延長として、公式コミュニティもいくつか作成します。
基本的なプロダクトオーナーなどのオーナーシップは運営でとりもちつつ、皆で企画から設計や開発、できれば運営まで一通り経験できる場を作ろうと思っています。

(▼先日バリュープロポジションキャンバスを作成した様子)

モバイルアプリやAPIサーバー開発チームなど、チームごとに必要であれば技術アドバイザーも定期的に呼び、興味のある技術や仲間と小規模プロダクト(個人開発)の機能追加などをしていきます。

TechCommit運営の若干のマインドチェンジとして、積極的になにかやりたい!と言う人にはサポートを手厚くしていこうというものもあります。
積極的に参加する方がいるから面白い動きが実現でき、またその動きを見ているだけでも周りもたのしくなる、そんな循環を作っていこうとしています。

ちなみに今回作るのは猫に関するアプリです。にゃーん。

3. コンテンツとして楽しめる配信フローの整備

コミュニティとしては様々な関わり方のスタンスがあります。
「ITエンジニアのリア友いっぱいほしい!」という方もいれば「たまに技術的アドバイスもらえたら嬉しいな〜」という方、「色んな人の活動見るのだけでも楽しい」という方まで様々です。

また、コミュニティサービスとしては、メンバーが増えてくるとチャットやリアルタイムイベントなどに積極的に参加するのは数%から数十%くらいまでしか上げられないと考えており、先程のコミュニティを細分化しようという話が出ているのもありますが、よりこのコミュニティに属しているからこそワクワクできる状態をコンテンツで作っていこうという動きをし始めています。

  • 「以前応援していたあの人の個人アプリが今はこんな状態になったのか!」
  • 「こんなふうに支援を受けてこんな工夫をしたんだな」
  • 「自分はこういう界隈に知り合いいるから紹介してあげようかな」

なんて、応援している側としての楽しみ方もしやすいような、情報の取りまとめやコンテンツ化を今まで以上に積極的に行っていきます。

TechCommitではApplePodcastや先日立ち上げたこのTechCommitBlogなどもありますが、他にもTwitterなどとの連携も強化して、『ここにいたら楽しい情報得られるし自分もやる気もらえるな〜』と強く思ってもらえるようにしようと考えています。

最後に

先日の忘年会オフ会やTechCommit総会の振り返りでも色々意見をもらえてありがたかったです!
オフ会の需要は一定数あるようで、コロナも落ち着いていればまた各地方単位くらいで今後やっていきたいなと考えています。(もう少しメンバーが増えていけば各都道府県でオフ会してもいいですね)

よりワクワクできる、または自分の頑張り自体が他の人のワクワクにもつながっていく、そんなコミュニティを皆と作っていければと思っています。

特にチーム開発などは色んな人を巻き込んでいきますので興味がある方はぜひ積極的に関わってくださいね!

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