コミュニティ運営ノウハウ

IFTTTでTwitterでのブログ更新投稿を自動化する方法

この記事はTechCommit Advent Calendar 2022の8日目枠の記事です。
(日付は過ぎちゃいましたが、せっかくなので空いてる所で書いてみます)

今日はこのブログのセットアップをしている中で改めて便利だなぁと感じたIFTTTについて、便利なポイントや設定方法について紹介してみようかと思います。
自分でブログ運営されている方などで、いろいろな作業を自動化する参考にしていただければ幸いです!

IFTTT(イフト)とは


https://ifttt.com/about

IFTTTは様々な処理をつなげて自動化する連携ツールです。(Webオートメーションツールなどとも呼ばれるようです)
“If This Then That” の略称で、その名の通り「もし〇〇したら〇〇する」というように、『トリガー』と『アクション』を定義して使います
トリガーやアクションは『サービス』という名称で提供されており、例えば

  1. XXというタイトルを含むメールを受信したらIFTTTに転送する
  2. IFTTTに転送されたメールをSlackに表示する

というような設定を作ることができます。

画面右上のCreateボタンを押して、↓のように `If This` から、まずトリガーを選択します。

『サービス』の選択画面が出てくるので、トリガーとして使いたいものを探しましょう。
なお。サービスも対応できるものには限りがあるので、どんなものが使えるのかざっと眺めておくと良いでしょう。

IFTTTの『サービス』を選択したら、そのサービスごとの『利用パターン』が提示される場合があり、パターンを選んでから必要なオプションなどを設定していきます。
(英語が苦手な人もGoogle翻訳なりを使って頑張りましょう。)

細かい設定は少し難しく感じるかもしれませんが、ちゃんと読めば設定自体は難しいものはあまりないかと思います。

『アクション』側の設定も『トリガー』の設定と同様なので、これでポチポチして行くだけで簡単に連携ルールを作ることができます

RSS Feedのトリガーが非常に便利

特にブログやSNSなどを運営している人には、『サービス』の中でも『RSS Feed』のトリガーがとりわけ便利かと思います。

例えば今回実施しているAdventCalendarもAdventarというサービスを使用しており、もちろんカレンダーごとにRSSの配信がされています。
(RSSのURLは大体のページで、HTMLを表示して `rss` とか `feed` とかで検索したら見つかると思います)

RSSをインプットとしてそのURLを指定し、あとはTwitterやSlackなどをアウトプット先として繋げば、AdventCalendar・ブログ(noteでもWordPressなどでも)・その他Podcastなどの更新を、自動的にお知らせすることができます。

TechCommitでの設定例

いろいろな使い方がされると思いますが、TechCommitでは主に下記のような設定をしています。

  • AdventCalendarに新規投稿があったとき、TwitterとFacebookページとSlackに投稿
  • Podcast(Anchor)に更新があったとき、TwitterとFacebookページとSlackに投稿
  • YouTubeに投稿があったとき、TwitterとFacebookページに投稿
  • このブログに投稿があったとき、TwitterとSlackに投稿(引っ越しが完全に終わったらそのうち設定予定)

毎回このような作業を、特に横展開が必要な場合に手動でやるのは絶対に嫌なので助かりますね…。

IFTTTの何がいいのか

無料からも使えますが、大量に使いたくなっても料金が安いです。
月350円でルールの設定数の制限が20個に増え、1つのルールで複数のアクションが設定できるようになるので個人や小規模事業者の人は課金したとしてもほぼこれで事足りるはずです。

対抗馬としてはZapier(ザピアー)があり、こちらは権限管理などを備えているため、企業などでのチーム管理が必要であればこちらのほうが使いやすいです。(チームプランだと月5万円程度から、企業プランだと11万円程度から)

https://zapier.com/

余談ですが、昔Zapier全然使って無かったのに月10万円程度飛ばしたことがあります…\(^o^)/
とりあえずどのツールでもまず無料等から使って、ご利用・設定を確認して計画的に使いましょう!

まとめ

  • IFTTTは色んなものをトリガーとアクションを指定してつなげるツール
  • RSS Feedをトリガーに指定するのが便利すぎる
  • 無料から使えて、ガッツリ使う場合も小規模事業者は安く使えてオススメ

IFTTTは無料から使えますので気になる方はぜひ触って遊んでみてください。

https://ifttt.com/explore